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小川 徹; 井川 勝市; 岩本 多實
J.Mater.Sci., 14(1), p.125 - 132, 1979/00
被引用回数:21臭化ジルコニウム、メタン、水素、アルゴンの混合ガスからの、炭化ジルコニウムおよび炭素の化学蒸着挙動について、気体組成の効果を調べた。実験から、主として混合ガス中のメタン濃度が蒸着速度、蒸着物性状の双方を決定することが分かった。また、自由エネルギー最小化法を用いて、Zr-C-H-Br系の化学平衡を計算し、計算結果と実験結果との比較をおこなった。これらの結果から、炭化ジルコニウムの化学蒸着機構を議論した。
井川 勝市
J.Less-Common Met., 44, p.207 - 213, 1976/00
被引用回数:61400C以下のガス流中に置いた黒鉛板上へのジルコニウムと炭素の同時化学蒸着を調べた。400-800Cのジルコニウムスポンジと臭素蒸気との反応を蒸着領域に直結した反応領域で行なわせ、この反応で連続発生する気体のジルコニウム臭化物をジルコニウム源とした。炭素源としてはメタンを選んだ。ジルコニウム蒸着は炭化ジルコニウムを生成するための炭素または黒鉛の存在が必要であった。ジルコニウム蒸着は水素供給によってもメタン供給によっても増加した。炭素蒸着は水素供給によっては減少したが、臭化供給すなわち四臭化ジルコニウム蒸気の供給によって増加した。これらの実験データに基づいて同時蒸着の機構を考察した。
井川 勝市; 岩本 多實
JAERI-M 5674, 18 Pages, 1974/04
被覆粒子の品質管理技術の開発に寄与することを目的として、TRISO-II型粒子の第2、3、4被覆層の密度測定法とその精度を調べるための実験を行なった。第4層(高密度炭素層)については、酸化前後の重量と体積の差をメタキシレンによる液体置換法で求め密度を計算する方法がよいことがわかった。第2層(高密度炭素層)については、BISOの段階で粒子を研磨することにより最外炭素層小片のみを残し、浮遊沈降法で密度を測定する方法が適用できるが測定された密度は実験より大きく出ると判断できる結果を得た。第3層(炭化ケイ素層)については、試料採取のための条件選択を行なった。測定はヨウ化メチレンとベンゼンによる浮遊沈降法で行ない、得られたデータの統計的解析を試みた。現在開発中のジルコニウムカーバロイ被覆の密度測定法についても若干の実験を行なった。
井川 勝市; 岩本 多實
Journal of Nuclear Materials, 52(1), p.128 - 130, 1974/01
被引用回数:21臭素蒸気とジルコニウムスポンジの反応生成物蒸気をジルコニウム源、メタンを炭素源として、化学蒸着法により噴流層でアルミナ微小球に炭化ジルコニウム一炭素系合金(ジルコニウムカーバロイと略称)の被覆を施こす実験を行なった。得られた被覆について厚みと組成と密度を測定した。このカーバロイが黒鉛の理論密度をもつ炭素相と炭素側限界組成とその組成の理論密度をもつ炭化ジルコニウム相との均一複合体であると仮定すると、1300Cと1350Cで蒸着した被覆の密度は得られた全組成範囲(C/2r=1.0-2.6)で大体理論密度の付近であったが1400Cで密着した被覆はかなり低密度であった。これらのデータをもとにして、炭素被覆をした二酸化ウラン微小球にカーバロイ被覆を施こすことを試みた。結果は満足であった。
植田 祥平; 相原 純; 橘 幸男; 國富 一彦; 岡本 孝司*
no journal, ,
プルトニウム燃焼高温ガス炉のためのセキュリティ強化型安全燃料を高燃焼度化するため、遊離酸素ゲッターの特性を有する炭化ジルコニウム(ZrC)を不活性母材燃料核へ直接被覆する。平成26年度は既存のZrC被覆試験装置を整備した。今後のZrC被覆試験では、母材の組成元素の影響を考慮して被覆温度等の条件を検討していく。